オナ禁を続けていると、ふとした瞬間に「今まで積み上げてきたものを全部壊してしまいそうな衝動」が突然くるんですよね。
僕はいま60日目前で、この“波”に飲まれかけていました。
正直に言うと、頭がフラフラして、肩の力も入らなくて、気持ちだけが妙にざわつくあの感覚。
この文章を読んでいる人も、きっと同じような“得体の知れない波”と戦っているんだと思います。
今日は、そんな僕がリアルに60日目の壁にぶつかった時の体験と、そこから抜け出した具体的な方法をお話しします。
うまく言葉にできなかった揺れも、葛藤も、全部そのまま書きます。
オナ禁60日目の壁の乗り越え方。
深夜にブロッカーを外してしまった“あの瞬間の自分”
59日と20時間くらいのところでした。
「あと一日で60日か…」と、どこか達成感が生まれた瞬間、その裏側から急に“獣みたいな欲の波”が立ち上がってきたんですよね。
僕は普段、サイトブロッカーをガチガチに入れて、危なそうなページは完全に封じてるんですけど、その日はもう限界で、一瞬だけ解除してしまったんです。
いま振り返っても、あの判断はギリギリの綱渡りでした。
画面を開いた瞬間、久しぶりに脇の奥からあの油っぽい嫌な匂いがフワッと立ち上がってきたんですよ。
ジヒドロテストステロンのあの感じです。
「うわ…戻りたくない匂いだ」
その匂いで、僕は一瞬だけ我に返りました。
結局、ギリギリのところで踏ん張り、ブロッカーをすぐに戻して、部屋を出て、そのまま外へ歩きに行きました。
この瞬間、自分に勝ったというより、“崖から落ちる寸前で服を掴んだ”くらいの感覚でした。
頭がフラついて心だけがざわついていた60日目前の夜
いちばん苦しかったのは“迷っている自分”でした。
「このまま見てもいいんじゃないか？」
「いや、60日まで来たんだぞ？」
「でももう我慢できない…」
この三つの声がずっと頭の中で反響していて、集中力なんて0でした。
胸の奥がムズムズして、視界が少しぼやける感じ。
まるで身体の中に“暴れたい何か”がいるような感覚なんですよね。
そして思ったのは、
「60日目はご褒美じゃなくて“本番のスタートライン”なんだ」
ということでした。
僕が何度も負けかけた“引き返しポイント”の正体
60日目は単なる“日数”じゃなくて、
「脳が人生のショートカット（ワンクリック快楽）を捨てようとする抵抗の日」
なんですよ。
・急にムラムラが強くなる
・頭がフラつく
・集中できない
・過去のクセの場所を開きたくなる
・あの匂いが戻ってくる
これ全部、“壁にぶつかっている証拠”なんです。
60日目の波を実際に乗り越える方法
あの夜、散歩と水シャワーで体が静まっていくまでの流れ
60日目前の一番強烈だったのは「体の芯が熱くなる感じ」でした。
散歩してても、風呂に入っても、頭の奥で欲のスイッチが勝手に入る。
でも、この日は長めの散歩と水シャワーで一気に体温と気持ちをリセットできました。
外の空気を吸った瞬間、胸の詰まりがスッと消えて、身体が軽くなるのが分かったんです。
「俺、まだ上に行けるんじゃないか？」
そんな気持ちが少しずつ戻ってきました。
匂いで我に返った瞬間に分かった“本当の弱点”
60日目を越えられるかどうかって、「強さ」じゃなくて対処の速さなんですよね。
僕は一瞬ブロッカーを解除したけど、すぐ戻せたことで自分のラインが分かった。
・匂いの変化に敏感になった
・脳の興奮が切り替わる瞬間が分かった
・自分の限界ラインが見えた
60日目の壁って、“壊れそうで壊れない線”を知る時間なんだと思いました。
崩れかけた僕を引き戻した“本当に効いた行動”
この記事を読んでるあなたも、たぶん同じ状態だと思います。
もし手が少し震えていたり、目の奥が熱くなっていたり、呼吸が浅かったら、
それは「負けそうなんじゃなくて、前に進もうとしてる証拠」なんです。
迷ったら、散歩かサウナか水シャワーのどれかを選んでください。
この3つは本当に効きます。
僕もこの3つで60日目の“あの波”から戻れました。
その先に待っているものを信じて進む
波が去ったあとに胸の中に残った“妙な静けさ”
60日目の波を越えて、気づいたことがあります。
欲が強くなる日ほど、実は“精神が大きく変わる前兆”なんです。
あの日、匂いで我に返った瞬間、
「このまま終わる人生じゃない」
と本気で思えたんですよね。
振り返ると、あの瞬間こそ“転換点”でした。
60日を越えて歩きながら考えた“この先の積み方”
僕はこのあと、オナ禁を90日まで伸ばすつもりです。
それは我慢じゃなくて、
“人生をもう一段上げるために必要な時間”
だと確信したからなんですよ。
もしあなたが60日目前なら、
これをただの我慢期間だと思わず、
「新しい自分の土台を作る時間」だと思ってください。
60日目で崩れかけた僕から“今まさに揺れているあなたへ”
あなたは一人じゃないんです。
この辛さを理解できる人は多くないけど、この記事を読んでくれているということは、同じ道を歩こうとしている仲間です。
あの波を越えた先に、必ず何かあります。
僕はまだ登っている途中だけど、
60日目の壁は“ゴール直前の壁”じゃなくて“上り階段の入り口”
だってことが分かりました。
どうか乗り越えてください。
あなたが今感じてる苦しさは、全部“前に進んでいる証拠”です。